衆議院議員 高木陽介
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国民生活を優先した

TVニュース報道を

 

 先日、ライブドア前社長で「ホリエモン」こと堀江貴文容疑者が保釈された。テレビでは保釈された夜も翌朝も、報道番組、ワイドショーともにトップで長時間扱っていた。

 ところが、全国紙である朝日・毎日・読売の各紙は、堀江被告の保釈された時の写真を1面で扱っているものの記事は短く、しかもトップの扱いではなかった。ちなみに、朝日と読売は「厚労省の外郭団体の所得隠し」が1面トップ。毎日は「三井住友銀行の一部業務停止」をトップにしていた。

 ニュースの価値って何だろう。テレビの場合、視聴者の興味のあることを放送する。それが視聴率の獲得に繋がる。しかし、興味がなくても社会的に伝えなければならないこともある。

 堀江被告の保釈の場合、ニュース価値はどうか。この証券取引法違反事件は今後、裁判で真相は明らかにされるだろうが、この保釈が電波を使って何十分も放送する価値があったか疑問符をつけざるをえない。

 視聴率が取れれば何でもやる。そんな気さえしてしまう今のテレビの状況。報道とワイドショーの垣根もなくなってしまった気もする。

 衆院千葉7区の補欠選挙もそうだった。パフォーマンスの場面ばかりニュースで流され、候補者の政策的な主張はまったくといっていいほど流されなかった。

 後半国会、教育基本法案の審議も始まる。行革推進法案の審議は参院で継続中だ。

 国民生活に関わるニュースを、テレビはしっかりと伝えてもらいたい。

 

(平成18年5月3日付 公明新聞掲載)

 
 

   
     
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