衆議院議員 高木陽介
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平成19年1月8日(月)

   
 

胡錦濤主席と会談

胡主席、訪日招請受ける

 

最も重要な中日関係の発展を

胡主席


経済、農業、環境で連携強化

太田代表

胡錦濤国家主席(右)との会談に臨む太田代表(8日 人民大会堂)

 

 公明党訪中団の太田昭宏代表は8日午後、北京・人民大会堂で胡錦濤国家主席と会談した。会談は20年来の両者の友好関係を踏まえ、終始和やかに進められた。会談には、公明党側から高野ひろし国際委員長(参院選予定候補=埼玉選挙区)、赤羽一嘉国際局長、高木陽介広報局長らが同席した。

 冒頭、胡主席は、「公明党が結党して以来、中国を重視し、国交正常化後も中日関係を推進してきたことを永遠に忘れない。太田代表の中日関係を強化したいとの政治的意思を称賛したい」と高く評価した。

 太田代表は、日中関係の改善について、「本年は国交正常化35周年で、文化・スポーツ交流年だ。その年頭に訪中できたことをうれしく思う」と述べ、安倍晋三首相から預かった親書を手渡しながら、「安倍首相も両国の関係改善に強い意向を持ち、首脳の直接的対話が大事だとの認識を持ち、胡錦濤閣下の早期訪日を望んでいる。友好関係は勢いが大事で、6月ごろに来ていただければうれしい」との考えを伝えた。

 胡主席は、昨年(2006年)10月の中日首脳会談後に短期間の間に著しい関係改善が進んだことを力説し、「中国は中日関係を最も重要な二国間関係として意識してきた。日本とともに努力し、この二国間関係を発展させたい」との考えを示した。

 安倍首相からの訪日の招請に対しては、「喜んで招請を受けたい。双方に都合がいい時期に訪日することに賛成する」と述べ、太田代表が帰国した際に安倍首相に伝えてくれるよう念願した。

 また、太田代表は、創価学会の池田大作名誉会長から胡主席への伝言を伝えた。胡主席は、「昨年(2006年)7月に古い友人である創価学会の池田名誉会長から親書を頂いた。引き続き両国の友好のために今後も貢献するとの決意が述べられ、非常に感動した」と強調。直ちに同じ意思を持っている旨の返書を出したことを紹介した。

 戦略的互恵関係の構築について、胡主席は「内容と枠組みを詰めていかないといけない」との認識を示し、重点分野として、(1)エネルギー(2)環境保護(3)省エネ(4)金融(5)情報通信――を挙げた。

 これに対して太田代表は「同感だ。経済面では東アジア共同体を進め、日中経済閣僚会議を具体的にスタートさせたい」と互恵関係の加速化を図るべきと主張。同時に、農業問題での日中連携や、環境・エネルギー問題での両国間の基金創設などを改めて提案した。

 さらに、太田代表が両国の文化・スポーツ交流について、「今年(2007年)はスピードを増していきたい」と述べたのに対して、胡主席は、両国国民の交流が深まることで友好が拡大するとの考えを示した。

 一方、太田代表が北朝鮮問題について、「拉致問題を6カ国協議に乗せてほしい。中国のサポートをお願いしたい。そのことで日本国民の中国への感情は劇的に変化する」と指摘し、日朝対話の促進を併せて求めたのに対して、胡主席は「日本国民が拉致問題について関心を持っていることは理解している。日朝国交正常化の進展に期待している」と述べた。

 最後に、胡主席は「太田代表が早期の訪日を歓迎されたが、太田代表も度々中国に来られることを望んでいる」と、再度の再会に期待を表明した。


 
 

   
     
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