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公明党訪中団の太田昭宏代表は8日昼、北京・人民大会堂で唐家セン国務委員(元外相)と会談した。
席上、唐国務委員は、改善が進む日中関係について、「関係改善の勢いを増し、高めることが大事だ」と表明。その上で、「李肇星外交部長(外相)にできるだけ早く訪日するよう指示を出した。4月ごろに主な指導者が日本を訪問する予定だ」と明らかにした。李外相の訪日は指導部の訪日の政治的準備のためと述べた。
また、「今年(2007年)の都合の良いときに安倍(晋三)首相の訪中を要請したい。前回は時間が短かったので、国事(公式訪問)による訪中をお願いしたい」との考えを伝えた。
太田代表は、北朝鮮による拉致問題について、「いつも念頭に置いていただきたい」と中国側の尽力を要請。唐国務委員は「日本国民の気持ちは痛いほどよく分かっている」と述べるとともに、「拉致問題は日朝間で話し合わないと解決しない」として、日朝間の話し合いの場がつくれるように中国として努力する意向を示した。
6カ国協議について、唐国務委員は、「最近の動きは、韓国、米国、日本を含めて、近いうちに戻って再開してはどうかとのシグナルが送られているようだ。問題は北朝鮮だが、現在、(北朝鮮の)国内で相談が行われている」と述べ、「そう遠くない将来、再開されるのではないか。楽観も悲観もしない」との見通しを明らかにした。
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