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第163回国会 衆議院会議録
2006(平成18)年02月28日
 
 


第164回 衆議院 

 「予算委員会第八分科会」1号

 

政府参考人
   (国土交通省都市・地域整備局長) 柴田 高博 氏
   (国土交通省道路局長) 谷口 博昭 氏
   (国土交通省鉄道局長) 梅田 春実 氏

 

高木(陽)分科員

 公明党の高木陽介でございます。
 昨年もこの予算委員会の第八分科会で、多摩地域の、特に鉄道のバリアフリー化について御質問させていただきました。その際、平成二十二年を目指した交通バリアフリー法における、乗降客一日五千人ですね、その駅、特に私の地元の立川、昭島、日野では十九駅ございまして、このうち十駅がバリアフリー化されている。しかしながら、その後の進捗状況、なかなか思わしくない部分もございますので、まず最初にその部分について伺いたいと思います。
  今回、交通バリアフリー法、さらにはハートビル法を一緒にいたしまして、特に私ども公明党が推進してまいりましたバリアフリー化の問題というのは、国交省の方もしっかりと受けとめていただいて、法案として今回提案をされている、そういった状況もかんがみまして、よろしくお願い申し上げたいと思います。
  その上でまず最初にお伺いをしたいのは、現在のJRの立川駅、日野駅、豊田駅、それぞれの乗降客というのはどれぐらいあるのか、伺いたいと思います。

 

梅田政府参考人

 お尋ねの駅の乗降客数の現状でございます。
 平成十六年度のデータでございますが、立川駅につきましては一日当たり二十九万一千三百九十四人、日野駅につきましては一日当たり五万二千五百八十二人、豊田駅につきましては一日当たり六万二千八百五十四人となっております。
  このうち立川駅につきましては、JR東日本の中央線の駅の中でも、新宿駅、東京駅、中野駅に次ぎまして四番目に乗降客数の多い駅でございます。

 

高木(陽)分科員

 今、立川駅のお話がございました。中央線の中で、新宿、東京そして中野に次いで四番目の乗降客、一日約三十万人ですね。これだけの乗降客がある駅なんですけれども、実は、現在、改札が一つしかないんです。そういう状況下で、実は中央線だけではなくて、南武線、青梅線等々乗り入れておりまして、そういった部分では、かなりの混雑状況、特に朝夕のラッシュ時では大変な混雑状況で、改札に入るところでもかなり、混雑どころかラッシュになっている。
  こういう状況下で、やはり地元の自治体を含め住民も、ある意味では安全の部分、これもかなり気にされておられます。そういう部分で、バリアフリーというと、どうしても障害者の方または高齢者の方、こういう部分に光が当たるんですけれども、そうじゃない。普通の健常者でも危険を感じるような、そういった駅の状況下にあってようやくここを改修しようと。
  あそこの立川の駅というのは、南北にそれぞれモノレールが、北駅と南駅というのがございまして、それも乗り入れているということで、そこから改札一つに入っていく。その改札が二つに今度分かれるという形で改修工事を行う予定となっております。
  その改修工事、これはJRが主体となってやっているようですけれども、そのさらに中には、駅中という形、またはホテルをつくるという形もございますが、その概要について伺いたいと思います。

 

梅田政府参考人

 先生御指摘のとおり、立川駅は、現在、駅の改札口が自由通路の片側、これは東側にしかございません。したがいまして、ラッシュ時にはコンコース、ホームが混雑しております。本年度より、JR東日本におきまして駅舎の増築工事を進めているところでございます。
  具体的には、平成二十年度中を目途に、自由通路の西側に人工地盤を建設いたしまして、新たな改札口、コンコースを設置いたします。これによりまして、利用者の安全性、利便性を向上させる計画だと聞いております。
  あわせまして、新設するコンコースの上層及び駅南側に、商業あるいは宿泊等の機能を有する複合施設の開発を進めていると聞いているところでございます。

 

高木(陽)分科員

 今、鉄道局長からお話がございましたけれども、今の改修工事、これはJRが主体となってやっておりまして、行政の方、いわゆる自治体も国の方も、それについてはある意味では支援する形にはなっていません。
  これはもちろんJRが主体的に考えてやっている部分なんですけれども、やはり今のコンコースがちょっと広がって、さらに、東側にしかなかった改札が西側にできる。しかしながら、コンコースに人が集まるのは変わりがないわけですね。
  ここで、やはりこれも地元の方々が望んでいるのは、ある意味でいうと、モノレールの北の駅、ここから出てすぐに入れる改札ができないだろうか。もしくは、南側に、モノレールの立川南駅がありますが、そこからすぐに入れる改札口ができないか。それができるだけで大分コンコースの混雑度が緩和される、こういう現状がございます。
  実は、地元の立川市、自治体の方も、この部分についてはJRと鋭意話し合いをしてきて、改札口の増設、またはせっかくの工事をするわけでありますから、そこの部分は何とかならないか、こういう交渉をずっとしてまいりました。しかしながら、JRも民間会社でございますから、なかなか改札の増設、さらには工事の拡大、こういった部分がかなり厳しいというか、なかなか合意に至らなかった部分もございました。
  しかしながら、地元の要望がございますので、そういった部分では自治体も何とかしたい、こういう思いが強い中で、先ほどの御説明では、平成二十年中にこの工事が完成をする、では次の段階で何とかならないかというのが、実は地元の自治体も考えているところでございまして、その場合には、ただ単に改札を増設するだけではなくて、自由通路をさらに西側につくったらどうか、自由通路をつくって改札をつくるだけではなくて、やはり全体のまちづくりという観点から、北側、ここは今再開発等がなされまして、南側も再開発がなされているんですが、さまざまな、駅広の問題、駐輪場や駐車場の問題等もございますし、そういうところもあわせてできないものか、これは検討に入っている段階でございます。
  しかしながら、ここでやはりネックとなるのが財政の問題でございまして、どうしても自治体だけではこれをすべて賄っていくことができない、幸いにも国交省の方が、さまざまな形でまちづくりに対してはバックアップ体制というスキームがあると思います。その上で、例えば、自治体の方がしっかりとした絵をかいていく、その設計等々もしっかりとする、そういったまちづくりの構想をきちっとする、そういった場合での、例えばまちづくり交付金等を使ってそういうバックアップ体制をしていただきたいと思うんですけれども、その点について伺いたいと思います。

 

柴田(高)政府参考人

 JRの立川駅につきましては、既に地元の立川市によりまして、JR及びモノレール駅周辺の立体遊歩道等が整備中でございますとともに、駅舎の増築とあわせまして、自由通路の設置や改札口の新設につきましても、現在関係者間の協議が進められているものと伺ってございます。
  これらの事業につきましては、今後周辺のまちづくりと一体的に行うことが効果的というようなことも考えられますが、このような場合でございますと、委員御指摘のように、例えばまちづくり交付金制度を活用することも考えられます。
  まちづくり交付金におきましては、市町村が、自由通路、駅前広場等の公共施設の整備とあわせまして、市町村の提案に基づく事業といたしまして、改札口新設などの駅舎整備を行う場合、交付されます国費全体の一定割合を限度としてその整備費に国費を充てることも可能となってまいります。

 

高木(陽)分科員

 今、柴田局長の方から、まちづくり交付金の概要を含めて、しっかりとした絵ができていれば、それはしっかりとバックアップできるというような御答弁であったと思います。
  これは、今後とも、国の方と自治体が連携をとり合ってやっていただきたいと思いますし、私も地元の方で首長さんを初め各議会または地域の方々といろいろ今検討を進めさせていただいておりますので、ぜひともそういったバックアップ体制をよろしくお願い申し上げたいと思います。
  もう一つ、これは、JRの日野駅と豊田駅。
  まず、日野駅についてお伺いをしたいと思うんですが、実は、昨年のこの場でも申し上げた多摩地域というのは、すごくおくれているというか、人口三百八十万にもかかわらず、これは後ほど道路のことで申し上げたいと思うんですけれども、なかなか社会資本整備がなされていない。
  それはどういうことかというと、どうしても、東京都がしっかりと連携をとってやるわけでございますが、他の道府県の場合にはしっかりと市町村と連携をとる、東京都というのは、都道府県ではあるんですけれども、一方で政令市、二十三区の政令市、そういう意識がかなりございます。そういった部分では、二十三区の部分はかなりさまざまな社会資本整備は充実しているんですが、多摩地域になりますと、そういった点がおくれている。
  その一つの端的な例として、駅舎もあると思うんですけれども、その中で、日野駅というのは、先ほど、乗降客が約五万人強、まあそこそこの駅であると。しかし、実はホームが一つしかないんですね。大臣も中央線に乗られたことがあると思うんですけれども、新宿方面から西へずっと行きますと、複数のホームがある駅ですね。ずっと来まして、日野駅だけが一つしかホームがないんですね。
  これが実はバリアフリー化されまして、エレベーターが設置されました。しかしながら、ホームが一つしかなくて狭いために、エレベーターがあるところからおりてわきを通っていこうとすると、今は白線じゃなくて黄色い線、そこから下がってくださいと言われるところですね、そこのところを踏んでいかないとホームを歩けないんですよ。ですから、朝のラッシュ時、そこに立っておりますともう通行ができない。エレベーターからおりてもう身動きがとれないというのが、朝夕のラッシュの状況でございます。
  もう一つは、ここは土盛りの駅でございまして、吹きっさらしの駅なんですね。そうしますと、雨のとき、雪のとき、風雨が強いときは、乗降客の方はホームにいないんです。ホームの下、改札に入って、ずっと下で待っていて、駆け足で上っていくわけですよね。これはまた危険な状態でございまして、そう考えると、この駅舎を何とか改修してもらいたい、こういうような願望がとにかく地元にはありました。
  しかしながら、実は、日野市では革新市政というのがこの二十四年間続いておりました。その結果、なかなか社会資本整備に力を入れられなかったのかなと思うんですけれども、ようやくそれが変わりまして、社会資本整備もしっかりしようということで、現在、京王線の高幡不動駅の改修工事をやっております。これも財政の問題になるんですけれども、実は、これは市長さんともお話をさせていただいたときに、これが十九年度にめどがつく、そうすれば、次は中央線に力を入れていきたい、こういうような御発言がございました。
  さあ、ここで問題は、先ほどの立川駅の問題と同じように、駅舎の改修。これは、駅舎の改修だけですとなかなか難しいと思うんです。やはりここは、駅広の部分。実は、ここは、国道二十号、甲州街道が下を通っておりまして、もう一つは都道も下を通っておる、こういう道路が下に二つ通っている駅でございます。こういった道路の問題も含めて、さらには駅広の部分も含めて、または駅周辺の商店街の活性化の問題も含めて、こういった全体像をしっかりと自治体の方もつくっていかなければいけないと思うんです。
  ここで、そういったものがつくられるという前提で、この支援体制ができるかどうかということも含めて、伺いたいと思います。

 

柴田(高)政府参考人

 日野駅のように、市街地の中心に位置いたします鉄道駅というのは交通上の拠点でございまして、駅及びその周辺のまちづくりを一体的に行うことによりまして、公共交通の利用利便性の向上やにぎわいの創出などに大きな効果をもたらすことは、委員御指摘のとおりでございます。
  国といたしましても、従来より、駅周辺の拠点整備については重点的に支援いたしてございます。例えば、さいたま市浦和駅周辺地区におきましては、これも御指摘のまちづくり交付金でございますが、これを活用いたしまして、再開発、道路、東西自由通路の整備といった公共関係のものと駅施設の改修とを一体的に実施する事業などを促進いたしております。
  いずれにいたしましても、国といたしましては、駅及びその周辺の整備について、地元日野市から要望が出れば、その要望を踏まえまして対応してまいりたいというぐあいに考えております。

 

高木(陽)分科員

 今、最後に、日野市から要望があればという前提をいただきましたので、しっかりと地元の方とも協議を重ねながら、そういった流れを確立させていきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 もう一つ、駅の問題で、今度は豊田駅という駅がございまして、ここはバリアフリー化がなされました。改札口からホームに至るまで、エスカレーターができたんですけれども、エレベーターを何とかつくりたいというもう一つがあります。これは、当初は改札からホームまでという考え方でございましたが、実は、ここの駅も特殊な駅でありまして、北口と南口がかなり高低差がある駅であります。北側から改札口に行くまでに階段が必要なんです、そこは自由通路になるんですが。逆に、南側から来る場合には、今度は上らなければいけない。特にこの南側の方が階段の高低差がたくさんあるということで、やはりこれは、高齢者も含めて障害者も含めて、せっかくエスカレーターはできたんだけれども、まだまだ大変なんです、こういった現場の声も聞いております。
  そういった中で、やはり駅のバリアフリー化という観点、これは従来の交通バリアフリー法のスキームの中で、三分の一、三分の一、三分の一ですね、国と自治体とそして鉄道事業者。こういう観点から、まずは、主体者であるJRと地元の日野市がしっかりと話し合っていただかなければいけないと思うんですが、先日、私もJRの方からお話を伺ったときに、この問題についてJRも認識はしっかりしておられるという話でございました。そういうことから考えると、ここは、JRと市がまとまれば、このスキームに基づいてしっかりと国も速やかにバックアップ体制をとっていただきたいと思うんですが、この点についていかがでしょうか。

 

梅田政府参考人

 豊田駅につきましては、先生御指摘のとおり、非常に高低差のある駅でございます。改札の中にはエレベーターはまだ設置されておりません。改札の外におきましては、南北両側の出入り口とも、これは自由通路の部分でございますけれども、エレベーター、エスカレーターが設置されていないという状況でございます。
  まず、御地元の日野市とJR東日本の間で、どういう形でこの高低差をなくして円滑な移動ができるのか、十分協議をしていただきたいというふうに考えております。
  私ども、地元での協議がきちんと調いましたら、またバリアフリーについての御要望等がございましたら、できる限りの支援措置を講じてまいりたいと思っております。

 

高木(陽)分科員

 今鉄道局長からも、市とJRの話がまとまればという前提でございましたので、地元の方として、この問題に取り組みながら、しっかりとスキームをつくった上で国への要請をやってまいりたいと思いますので、その節はよろしくお願いを申し上げたいと思います。
  さて、以上のようなバリアフリーの問題で質問させていただきましたけれども、自治体は財政的に厳しいということで、きょうの分科会はかなり地元のお話が多いと思うので、大臣もずっとそういった話ばかり聞かれていると思うのですが、そういった中で、特に今回、冒頭に申し上げましたバリアフリーの問題で、交通バリアフリー法、そしてハートビル法、それを一体化しながら、とにかくこのバリアフリーという問題、もう少し言えばユニバーサルデザインという問題で取り組んでいこうという大臣の姿勢もあると思います。特に、昨年来から強調されている安心、安全、特に先ほどの立川駅の問題、または日野駅等々の問題も、バリアフリーは重要でございますし、さらに、その上での安全という部分でも重要な部分だと思うんです。
  そうした部分で、先ほどから、局長の方からも、そういったスキームを生かして地元でまとまればバックアップできる体制はある、こういった発言もございましたので、国としてもしっかりと支援をお願いしたいというふうな思いなんですが、大臣の御所見を伺えればと思います。

 

北側国務大臣

 私も学生時代には八王子に通っておりましたので、立川、日野、豊田というのはよく知っているつもりでございますが、立川駅、あの本当に大きく変わった立川駅周辺で、駅に改札が一個しかないというのは今初めて知ったわけでございます。
 駅というのは、やはり鉄道、交通の結節点であるということはもちろんなんですが、これは町のまさしく顔、中心でございます。したがって、鉄道駅の整備と、そして周辺のまちづくりとを一体的に行うということは非常に大きな相乗効果を伴いますし、また、今私どもが志向しておりますコンパクトなまちづくりということを考えても、非常に大きな効果があるというふうに考えているところでございます。
 既に全国の五十三の地区におきまして、バリアフリー化、また駅舎の改築等を行う事業を支援している実績もあるところでございまして、今後とも、特に三多摩における立川、日野、豊田、ともに本当に多くの方々が利用されている駅、また地域でございますので、駅を軸とするまちづくりについて積極的な支援をさせていただきたいと考えております。

 

高木(陽)分科員

 大臣の力強いお言葉をいただきましたので安心いたしましたし、やはり地元が一番大事だと思うので、ここも地元の方で頑張ってまいりたいと思います。
 それでは、続いて、道路の問題を伺いたいと思います。
 実は、立川の都市計画道路で立川三・一・三四号、これは今、立川基地跡地に昭和記念公園と自衛隊の基地等々がございますが、そこの東側を走っております、通称、新南北道路といいまして、広路一号というふうに地元では言っているんですが、この都市計画道路が、これは東京都がしっかりと延伸をしていかなければいけないのですが、現実は、青梅線の踏切とぶつかってしまっておりまして、ここでぴたっと都市計画道路がとまってしまっております。
  この踏切をどうしていくのか、ここがやはり重要な課題となっておりまして、今回また、法案で、踏切道の改修の法律、これは安全の部分も含めて、きょうも大臣が本会議で趣旨説明を、また質問を受けられておりましたけれども、そういった観点から見ても、この踏切の問題を早急に解決していかなければいけない、このように思っております。
  この青梅線の踏切の立体化の可能性、例えば東京都も、昨年ですか、踏切道の解消計画をいろいろ立てていると思いますけれども、この点についてどのようになっているか、伺いたいと思います。

 

柴田(高)政府参考人

 御指摘の立川の都市計画道路三・一・三四号線とJR青梅線が交差いたしております踏切というのは、一日に通行する自動車交通量が一万五千台、遮断時間五時間となっており、地域の大きな渋滞ポイントというぐあいになっております。このため、二〇〇四年に策定されました東京都の踏切対策基本方針におきまして、二〇二五年までに、この道路につきましては、重点的に対策を実施し、検討すべき踏切として位置づけられております。
  この踏切をどのように立体化し、解消するかにつきましては、道路と鉄道の交差方式がいろいろございまして、多くの課題も抱えてございます。東京都におきまして、これらの課題について検討を進めまして、鉄道事業者などの関係機関との調整を行っていく予定になっておるところでございます。

 

高木(陽)分科員

 なぜこの質問をしたかというと、これも昨年申し上げました。実は、三百八十万の多摩地域に片側二車線の南北道路というのがない。東側というのは環状八号線でございますから、実はこれは二十三区になってしまいます。それから、三十キロずっと西に行くと、一本も片側二車線の南北道路がないまま国道十六号に行くんです。今圏央道も一生懸命つくっていただいておりますが、そういった部分では、南北道路の充実というのは、立川だとか昭島、日野、そういった地域だけじゃなくて多摩全体、または東京、埼玉、神奈川、こういった部分でも大きな、重要な観点なので、この都計道路というのはしっかりとやっていかなければいけないと思うんです。
  その上でまず、ネックのこの踏切なんですけれども、今都市・整備局長からお話があった、都の方が二〇二五年までにどうするかという、これはちょっと時間がかかり過ぎると思うんですね。そういった部分では、これは東京都がしっかりとやらなきゃいけないんです。その中で、例えば、単独で道路の方を上げてしまう、またはアンダーパスにしてしまう、こういった角度もあると思うのです。
  いずれにしても、東京都がこういうふうにやると決定した場合に、その支援ということ、国として踏切道の支援ということでどのような形があるのかを伺えればと思います。

 

柴田(高)政府参考人

 当該踏切のようなボトルネック踏切を初めといたします踏切対策というのは、喫緊の課題というぐあいに我々も考えてございます。
  踏切を解消する抜本対策につきましては、道路を立体化するということもございますし、鉄道の連続立体交差事業というのもございます。踏切の形態、地域の特性に応じた支援策によりまして、スピードアップしてやっていくということが必要であろうと考えてございます。
  本路線というのは、都市内の道路交通の円滑化とともに、防災機能の向上に必要な路線といたしまして、国としてもその重要性を認識いたしておるところでございます。都からの要望があれば積極的に支援を行ってまいりたいというぐあいに考えております。

 

高木(陽)分科員

 今局長が重要な一言を言われました。防災上の拠点。
 防災基地がございまして、そう考えますと、踏切があってあかない、防災基地から出たけれども、どこにも行けない、こういう現状もございますので、その点も踏まえて、東京都が決断をした場合のバックアップ体制をよろしくお願いを申し上げたいと思います。
  さらに、この道路が都計道路としてさらに南の方に延伸しますと、多摩川を渡りまして国道二十号につながるわけですね。そうなりますと、国道二十号の近くには実は中央高速の石川パーキングエリアがございまして、ここも中央高速のインターチェンジの手前。東側は国立府中インター。今は二十号バイパスができて、石田大橋ができて、日野から八王子の方に延伸していただいておりますけれども、逆に、ここにスマートインターができるとなかなか便利になるというだけではなくて、さらに、災害のときに物資が運ばれて、さらにそれを防災基地に持っていける、こういったことも考えられます。まずは、スマートインターの現状について伺えればと思います。

 

谷口政府参考人

 お答えいたします。
 委員御指摘のとおり、スマートインターチェンジの効果は、いろいろな効果があるわけでございますが、非常に期待の大きい施策でございます。ETC技術の進化、普及によりまして、ETC専用のスマートインターチェンジの導入を検討させていただいているところでございまして、平成十六年度から社会実験をやらせていただいておりまして、現在、全国三十二カ所のサービスエリア、パーキングエリアにて実施をさせていただいております。
  そうした社会実験の検討結果を踏まえまして、平成十八年度中の本格導入に向けまして、運営方法等につきまして関係機関と調整を図りつつ、検討を進めさせていただいているところでございます。

 

高木(陽)分科員

 十八年度中に本格的導入を検討されているということで、やはり本格的導入が決まったとき、それぞれの地域からいろいろな要望等があると思うんですね。そのときに、スマートインターがそのパーキングエリアにできる、やはりその後のアクセス道路も重要だと思うんです。
  もちろん、これは地元の自治体が主体性を持ってやっていかなければいけないと思いますが、やはりそういったところの連携の中で、地元の自治体として、そういう計画もしっかりした、財政措置もしっかりできているとやって手を挙げた場合に、これは今は実証実験ですから、十八年度中に本格的導入への道筋ということですので、これは実は、スマートインター、石川パーキングエリアというのは八王子市になってしまいまして、ただ、利用するのは多分日野市も利用しますので、これは自治体同士もしっかり連携をとってやっていかないとと思うんですが、ここも、地元の自治体がしっかりと計画を立てて手を挙げた場合、このときの状況としてどうなっていくのか、最後に伺って、終わりたいと思います。

 

谷口政府参考人

 お答えいたします。
 地元でしっかりと協議が進むよう、私どももしっかりと支援させていただきたいと思います。その上で、関係機関と鋭意調整させていただきたいと思っております。

 

高木(陽)分科員

 時間が来ました。
 最後に一言だけ申し上げたいのは、先ほどから申し上げている、多摩地域、三百八十万人、県でいいますと静岡県と一緒なんですよね。そういった中で、中央高速のインターチェンジが、調布、そして、稲城ができて、国立府中なんですけれども、やはりここだけでも大変な、さらに西は八王子になってしまうということで、このスマートインターの利用をしっかりとやっていっていただきたいということを申し上げまして、終わりたいと思います。
  ありがとうございました。

 

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