衆議院議員 高木陽介
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夕刊フジ 連載45

永田町維新「型にはまらず」

   
 

内閣改造もう後がない!!

 

 

トーナメント方式の野球と同じ

 

 昨年の夏の甲子園は、早実と駒大苫小牧の決勝再試合などで熱くなった。今年は違った意味で熱い。

 

 富士が見えるぞ

 武蔵野の

 渓流清き鳳雛の…

 

 母校・創価高校の校歌が12年ぶりに甲子園の空に響いたからだ。

 西東京大会で優勝し、甲子園切符を後輩たちがつかんでくれたときから、甲子園へ応援に行こうと決めていた。

 しかし、組み合わせ抽選が大会4日目の第1試合となり、炎天下の応援はあきらめざるをえなかった。その日は臨時国会が閉会した翌11日の土曜だったが、テレビ朝日系の「たけしのTVタックル」の収録日とぶつかってしまった。

 局入りが午後だったため、テレビの前に陣取り応援。

 対戦相手は激戦区の愛知で3季連続出場の強豪・愛工大名電。試合は初回に押し出しと適時打で3点を先制した母校が3―1で逃げ切り、初戦を突破した。

 テレビで流れる校歌。思わず私も自宅で起立して歌っていた。

 試合は勝ったが、ヒットの数をみると3本対6本と相手の方が多かった。ワンチャンスを生かし、チーム全員で守り抜いた勝利だった。そこにはナインの他、ベンチに入った部員も、練習で裏方をやりアルプスで見守る部員も一丸となっていたと思う。

 その日の午後のテレビ収録のテーマは「崖っぷち安倍政権」。先月の参院選は、与党が敗北した。安倍内閣が発足した昨年秋。安倍首相は「チーム安倍」と言っていた。しかし、「チーム安倍」の主要メンバーでもある閣僚が次から次へとエラー≠これでもかと続けた。

 事務所費問題を中心とする政治とカネ=B「産む機械」発言や「原爆発言」など。本来「政策」で得点していかねばならないところ、エラー≠ナ野党に得点を与えてしまった。まさに試合どころではない。

 高校野球は負けると、そこで終わってしまう。その緊張感が、チーム一丸の野球となってあらわれると思う。

 今回、安倍首相は続投を宣言した。月末には内閣改造が行われる予定だ。今度はもう後がない。トーナメント方式の高校野球のように。内閣はもちろん、陰で汗を流す人も重要だ。

   ちなみに、創価高校は、2回戦で残念ながら惜敗した。

(平成19年8月21日付 夕刊フジより転載)

 
 

   
     
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