4/19 【党】政調会長定例会見

国会内で行われた、定例記者会見に出席。政府が6月にも取りまとめる経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)の策定に向けて、労働市場改革や花粉症対策などで議論を進めていることに触れ「公明党としてもしっかり議論し、提言をまとめたい」と述べた。
労働市場改革を巡っては、リスキリング(学び直し)を通じて希望する仕事に就けるよう、官民挙げて支援を強化することが重要だと力説。こうした取り組みによって「構造的な賃上げを実現し、経済の好循環につなげることが何より大切だ」と語った。
また、公明党が統一地方選の重点政策で、下請け取引の適正化など中小企業の賃上げ支援を掲げているとして「政府において検討を進め、実効性ある取り組みを強化してもらいたい」と訴えた。
花粉症対策に関しては、2000年にアレルギー疾患対策を求める1464万人の署名を当時の首相に届けたことをはじめ、加工食品のアレルギー表示義務化やアドレナリン自己注射薬「エピペン」の保険適用など、公明党が多くの対策を進めてきたと指摘。改めて対策をまとめるとした政府方針に触れ「どこまで効果的な対策を打ち出せるか注視したい」と述べた。
一方、情勢が悪化しているスーダンからの邦人輸送に向けて政府が準備を始めたことについて「国際機関ともしっかり連携を取りながら、邦人の生命を守ることに全力を挙げていただきたい」と強調した。

2023年04月19日